生き急がない。

感銘人物書籍等(日々成長)

山本周五郎『ながい坂』

を読みました。

中でも一番心に残る一節が、

『ー何事にも人にぬきんでようとすることはいい、けれどもな、人の一生はながいものだ、

一足飛びに山の頂点へあがるのも、一歩、一歩としっかり登ってゆくのも、

結局は同じことになるんだ、一足飛びにあがるより、一歩ずつ登るほうが

途中の草木や泉や、いろいろな風物を見ることができるし、それよりも一歩、一歩を

慥かめてきた、という自信をつかむことのほうが強い力になるものだ』

というものです。

 

いろいろなショートカットを駆使して

『早く大人になりたい、一人前になりたい』と生き急ぎがち。

でも人生そこで終わりではなく、死ぬまで長く続く。

先日、時間は有限であると言ったばかりではあるものの、

長い。

中身のない、芯のない、歪なものを積み重ねて揺らぐのではなく、

一歩一歩着実に、その時見える風景を楽しみながら登っていきたいものです。

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